トヨタカローラ ランクス

トヨタカローラ ランクスは、2001年1月24日にカローラのハッチバックモデルとして発表されました。
トヨタカローラ ランクスは事実上、かつてのカローラFXの後継車種です。
トヨタカローラ ランクスは5ドアモデルのみですが、3ドアモデルが欧州市向けに販売され、フロント
周りのデザインも日本向けとは異なるデザインでした。2002年9月19日のマイナーチェンジで国内向け
も欧州市向けと同じデザインとなりますが、テールライトのデザインが少し違っています。
トヨタカローラ ランクスのエンジンは1500ccの高効率型ツインカム1NZ-FE型、さらに1800ccスポーツ
ツインカムの2ZZ-GE型が用意され、6速MTの1800ccホットハッチモデルも販売されました。
また、2002年のマイナーチェンジでは、1800ccの1ZZ-FE型エンジン搭載モデルも追加されました。
トヨタカローラ ランクスは、2004年4月27日に2度目のマイナーチェンジを敢行し、初代ヴィッツ
後期モデルに涙滴型ヘッドライトユニットを採用しました。

トヨタカローラ ランクスのグレード

カローラ ランクスのグレードは基本的に3種類有ります。
X (XS150) 型式名 DBA-NZE121
1NZ-FE型エンジン(1500cc)を搭載。4ATミッション。前輪駆動と四輪駆動があります。
トヨタカローラ ランクスの中で、もっとも販売実績をあげたグレードでです。カローラ ランクスの様々なバリエーションがあるグレードです。
トヨタカローラ ランクスの内装はベージュ系で木目調パネル・オートエアコン・リヤスポイラー・ラジオレス4スピーカーなどの装備に加え
フロントスポイラー・サイドスポイラーなどがそれぞれ装備されました。
S (XS180) 型式名 CBA-ZZE122
1ZZ-FE型エンジン(1800cc)を搭載。4ATミッション。前輪駆動と四輪駆動があります。
トヨタカローラ ランクス四輪駆動モデルです。ATミッションはXと差別化を計り、ゲート式のSuper ECTミッションとなっています。

Z (RS180) 型式名 TA-ZZE123
2ZZ-GE型エンジン(1800cc)を搭載。ランクスの中で唯一、6MTミッションの設定です。
トヨタカローラ ランクスの中で最もスポーティーな設定で、他のグレードとは違い後期型では、走行性を強調しサスペンションやブレーキの設定を変える
など、、モデル廃止となったトヨタ・カローラレビンユーザーの後継車という位置づけでした。

トヨタカローラ ランクスの兄弟

トヨタカローラ ランクスの兄弟車のアレックスは、カローラランクスの別販売店(ネッツトヨタ店)向けの姉妹車種です。
カローラランクスとの違いは、グレード名、フロントグリルのデザイン、ドアアウターハンドル、サイドウィンドーモールがメッキ化され
ている点などです。おすぎとピーコがナレーションをしたCMが有名です。
また、2004年の広告キャラクターは柴咲コウが、2005年の広告キャラクターは木村拓哉が起用された。
2006年10月には後継車のトヨタ・オーリスが誕生し、モデル廃止となる。スプリンターの実質的な後継車種という位置付けとなっています。
しかし、トヨタカローラ ランクスはオーリスの登場で、ランクス同様に一代限りでブランドが廃止されました。

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